防災
近年、日本各地で異常気象による想定外の災害が増加しています。蓼科ビレッジでも、2019年に台風の影響で3日間にわたる停電が発生し、それに伴い水源のポンプアップが停止。一部の地区では上水道の供給ができなくなりました。電気・水道といったライフラインがストップし、住民の皆様も数日間にわたり通常の生活が困難な状況となりました。
この経験を踏まえ、蓼科ビレッジでは防災対策を強化し、災害時にも迅速に対応できるよう以下の設備と体制を整えております。
防災設備・体制の強化
非常用発電機の設置
停電時にも最低限のライフラインを確保するため、水源地と管理センターに非常用発電機を設置しました。
- 水源地:3基(停電時でも上水供給を可能にするため)
- 管理センター:2基(管理センターの機能維持・住民サポートのため)
今後も発電設備の点検・整備を定期的に行い、非常時に確実に稼働できるよう管理していきます。
非常時の避難所としてのホール
新社屋には、災害発生時に避難所として利用できる多目的ホールを建設しました。
- 停電時でも使用可能な設備を整備
- 飲料水・非常食の備蓄(一時的な避難者の受け入れを想定)
- 災害情報の提供拠点としての役割
通常時はイベントや講習会に活用される施設ですが、万が一の際には避難所として皆様の安全を守るために開放いたします。
別荘地内の巡回パトロール
日常的な安全管理のため、地区担当者による巡回パトロールを実施しています。
- 台風や強風による倒木の被害確認
- 冬季の水道管の破裂・凍結対策
- 積雪による危険箇所の点検・除雪対応
- 蜂の巣などの危険生物の確認・駆除対応
異常が発見された場合は、速やかに対応し、住民の皆様が安心して過ごせる環境を維持しております。
消火栓の整備
万が一の火災発生時に備え、180基の消火栓を設置しています。
- 定期的な点検・整備を実施し、いつでも使用できる状態を維持
- 地域の消防機関とも連携し、迅速な対応が可能な体制を確保
今後も発電設備の点検・整備を定期的に行い、非常時に確実に稼働できるよう管理していきます。
今後の防災対策強化
蓼科ビレッジでは、住民の皆様が安心・安全に暮らせる環境を維持するため、防災対策を継続的に見直し・強化してまいります。また、気象状況や自然災害の発生状況を踏まえ、必要な設備投資や体制の強化を進め、より安全な別荘地づくりを目指します。防災についてのご質問やご相談がございましたら、管理センターまでお気軽にお問い合わせください。