横谷峡の氷瀑

1月の大寒を過ぎてから諏訪湖はようやく全面結氷しました。
紅葉の名所「横谷峡」も冬季は山からしたたり湧いた水滴などが、
凍りながら昼夜の寒暖差により成長し、見事な氷の芸術になる
「氷瀑」の名所となります。


乙女滝の氷瀑です。氷柱がかなりの高さに伸びていました。


横谷温泉旅館裏の遊歩道を滑りながら、10分歩くと先ずは「霧降の滝氷瀑」
さらに登ると「屏風岩氷瀑」があります。


「霧降の滝氷瀑」この氷瀑はホースで川の水を放ち、凍らせたもの。


「屏風岩氷瀑」こちらは天然の氷瀑です。

雪景色

今冬は雪が少なく晴天続きでしたが、1月23日と24日にまとまった
雪が降りました。
滝見平も写真の通り銀世界に変わりました。

(滝見平 1月24日撮影)

管理事務所は雪景色となり、積雪量も25.3センチになりました。

(管理事務所 1月24日撮影)

除雪車もフル回転しました。

(管理事務所下 1月24日撮影)?
(しゃくなげ平 1月24日撮影)

週末は蓼科山も雪化粧で望めました。

(桜見山 1月25日撮影)

その後、今日までは晴天が続きましたが、気温は最低気温が
連日零下15度と厳しい寒さが続いています。?
(こぶし平 1月28日撮影)

写真はヒメネズミの足跡だと思われます。
動物たちもこの寒さの中どうやってエサを探しているのでしょうか?

どんど焼き

1月13日に「どんど焼き」が行われました。
どんど焼きとは日本各地で行なわれる小正月の火祭りです。
どんどさん、どんどん焼、さんくろうなどともいいます。お正月に使った
門松やしめ縄、だるま、お守りなどを持ち寄って焼きます。

場所は国道299号沿いの滝見平から少し下った広場にて行われました。

参加者も近隣住民、ビレッジの定住者の方々など約40名が集まり、無病
息災を祈願しました。

暖冬の新年

2008年は暖冬の兆しでしょうか?
年明けから晴天が続き、管理事務所の周辺は写真の通り雪が所々残って
いる程度です。
観測記録も平年と比べると暖かい日が続き、最高気温は5度まで上がる
日もありました。しかし、朝晩の冷え込みは例年通り零下10度近くになる
こともあり、道路は凍結しますので注意が必要です。

この時期氷瀑で有名な乙女滝は写真の通り氷瀑は見られません。
氷瀑とはしたたり落ちる水滴が、凍りながら昼夜の寒暖差により成長し、
見事な氷の芸術になるものです。

管理事務所としては除雪出動の回数が少なくありがたいのですが、地球
温暖化の影響も気になるところです。

謹賀新年

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

皆様のお蔭をもちまして、無事に新年を迎えることができました。
元旦の蓼科は曇りでしたが2日は素晴らしい天候に恵まれ、落葉松の枝に
積もった雪の結晶が鮮やかでした。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます (蓼科ビレッジスタッフ一同)


しゃくなげ平付近 標高1750m(1月2日撮影)


国道299号 標高1800m付近(1月2日撮影)

雪の上に残った野生動物の足跡

ビレッジの別荘地内にはたくさんの野生動物が生息
しています。
しかし野生動物の多くは夜行性のため昼間はめった
に出会うことはできません。
雪の降った後は野生動物たちの足跡が残ります。
雪の上に残った足あとから、動物の種類を探って
みましょう。

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ウサギの足跡(しゃくなげ平)

ウサギの足跡は一番わかりやすい足跡です。
横に並んでいる二つの足跡が後ろ足、縦の二つが前足です。
うさぎは前足をついたあと後足を広げて前に出るため後足の
足跡が前につきます。
ビレッジの別荘地内のうさぎは年々減少しています。??

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ホンドリスの足跡(朝日ヶ丘)

可愛らしい爪あとが残っていました。
ウサギの足跡に比べるとひと回り小さく、前足と後足の
足跡が並んで残っています。

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ニホンジカの足跡(しゃくなげ平)

ヒズメが二つあるのでシカの足跡もわかりやすい足跡です。
体重が重いので雪の中に食い込んでいます。
シカは近年増加傾向にあり昼間でも比較的簡単に見かけ
ることが出来ます。

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キツネの足跡(白樺平)

キツネの足跡はほぼ一直線に続いており、シカと比べると
歩幅が短いのが特徴です。
ビレッジの別荘地内では近年キツネが増えてきています。

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テンの足跡(桜見山)

両足を揃えるのが特徴で、テンは見かけることが難しい
動物で、写真はテンと思われますが、イタチも同じ歩行
なので見分けることは困難です。
地元猟師の方に伺ったところ、「この付近ならテンでし
ょう」とのことでした。

ビレッジの別荘地内にはご紹介した他にも様々な
動物が生息しています。
足跡の観察も冬の風物詩としてお楽しみください。

冬季の準備は完了!!

蓼科高原もいよいよ雪のシーズンが到来です。
この時期はビレッジ敷地内に除雪車が出動します。
様々な除雪車両がありますのでご紹介させていただきます。


ランドクルーザー(2台)
スタッドレスタイヤに履き変え、雪を掻く「ハイド板」を取付けて準備完了。
機動力のあるランドクルーザーは様々な場所で活躍します。


いすずエルフ(2トンダンプ)
パワーを活かして主に幹線道路などに使用されます。


トラクターにハイド板を設置した「ホンダマイティー」
こちらは小回りが効き、主にマンション周りの除雪に使用します。


大型除雪機(WADO SS304)
各除雪車で道路に寄せた雪をこの大型除雪機で遠くへ雪を飛ばして
道路幅を確保します。


グレーダー 一番パワーのある除雪車です。
車両の中央に雪を掻くハイド板が付いています。
この除雪車は大雪の場合や幅の広い道路(幹線道路、準幹線道路)
などで活躍します。

これから本格的な積雪シーズンに備え、管理事務所では準備万端です。

管理事務所の気象観測記録

ホームページの中段右に「今日の蓼科」として気象観測記録が掲載されて
おりますが、皆様ご存知でしょうか?

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気象観測は管理事務所の敷地内で行い、今日の天気、現在気温(AM9時現在)、
最低気温、前日最高気温、降水量、降雪量、積雪量を掲載しています。

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?気象観測データは1989年5月から現在まで18年間毎日記録しております。

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温度計で現在気温(AM9時)、前日の最高気温、当日最低気温を計測します。

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缶に溜まった雨水をシリンダーに移して降水量を計測します。

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降雪量と積雪量はこの目盛りで計測します。
今後、雪が降ったら測量方法を紹介いたします。

さて、地球温暖化が進んでいると言われておりますが、蓼科の直近3年間の1月と
8月の気象データを比べてみました。

2005年 管理事務所 観測標高1325m

気 温

1月

8月

最高気温

4℃

29℃

最低気温

-14℃

11℃

平均気温

-4.72℃

20.22℃

2006年 管理事務所 観測標高1325m

気 温

1月

8月

最高気温

7℃

28℃

最低気温

-16℃

11℃

平均気温

-5.14℃

20.75℃

2007年 管理事務所 観測標高1325m

気 温

1月

8月

最高気温

4℃

28℃

最低気温

-13℃

15℃

平均気温

-3.25℃

20.47℃

上記3年間の時系列データからは温暖化の傾向を明確に読み取ることは
できませんでした。

これから蓼科は雪の季節を迎えますので年末年始にご来荘される際は
足元に十分お気をつけください。

蓼科から望む冠雪のアルプスと八ヶ岳連峰

11月後半に入り落葉樹の葉が落ちて、木々の間からアルプスや
八ヶ岳の素晴らしい眺望が望める季節となりました。
皆様も是非現地でご堪能ください。


こぶし平からの北アルプス(穂高、大キレット、槍ヶ岳)


こぶし平からの木曾御岳山


4号カーブからの南アルプス(北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳)


こまくさ平からの八ヶ岳(西天狗岳 東天狗岳)


桜見山幹線からの蓼科山

蓼科ビレッジ環境整備事業 <その3>

11月13日に十文字幹線の上水道本管・道路本舗装工事が終了し
開通いたしました。
工事区間は十文字平92号~十文字平251号です。

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写真では十文字平92号より坂道を登りながらご紹介させていただきます。

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十文字平92号より登り方面

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十文字平126号十字路

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十文字平177号十字路

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止水エース(十文字177号十字路の右側)
舗装道路と砂利道に高低差がある場合は雨水処理の為「止水エース」
?というゴム製のバリケードが各所に設置してあります。
「止水エース」は雨の際、砂利の流出を防ぐことが出来ます。

※「止水エース」は鉄板のように見えることがありますが、ゴム製のた
め、車で通行の際も支障はございません。

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十文字平227号から登り方面
U字溝は十文字幹線に計3箇所、雨水処理のため設置しました。

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十文字平251号のT字

工事期間中はメンバーの皆様のご協力をいただき大変ありがとう
ございました。
痛んだ道路も綺麗に舗装され、メンバーの皆様に快適にご利用い
ただければ幸いです。
?なお、十文字配水地も近日中に完成する予定です。

今後も引き続き蓼科ビレッジ内の環境整備事業を進めて参ります。