八ヶ岳火山の溶岩

ビレッジの近辺には火山の痕跡が数多く見られます。その一つである溶岩について観察してみました。

① 溶岩流によって板を無数に重ねた様な板状節理が発達した横谷峡の巨大溶岩です。
珍しい不思議な模様です。この様な溶岩帯の上にビレッジが立地しています。

② 横谷峡に流れる川の両岸に切り立った絶壁の溶岩崖は、壮大な景観です。
大自然の偉大さに圧倒されます。

③ 滝見平を流れる渋川の対岸にはこの場所まで溶岩流が押し寄せ、断崖状態で止まっている先端部がよくわかります。この断崖の上には典型的な溶岩台地が広がっています。

④ 渋川大橋と糸萱大橋の渋川流域でも糸萱火砕流によって形成された溶岩が各所に見られます。

春の足音

蓼科山と北横岳の間にある 双子山にハート型の雪渓があらわれました。
今年は雪が少なかったですが 雪渓が現れると 春はもうすぐそこです。

 

 

 

爽やかな空

今日は気温が25℃まで上がっています。
でも山に登ると爽やかな空が広がっていました。

すずらん峠の駐車場には蓼科山に向かう登山者の車でいっぱいでした。
八子ヶ峰では2組のハイカーに会っただけでした。



週末積雪情報(2017.03.17)

今週末、連休のお天気は良さそうです。
雪解けは徐々に進んでいますが、
標高の高い地区にはまだまだ雪があります。

各地区の積雪は下記のとおりです。

しゃくなげ平  55cm
こぶし平    50cm
白樺平     30cm
十文字平    15cm
滝見平     0

八ヶ岳が白くなっています。

161103

徐々に季節は秋から冬になっていきます。
唐松の紅葉がきれいです。
毎日の落葉で車の屋根に葉が積もってしまいます。

11月から12月にかけてそろそろスタッドレスタイヤの準備をする時期です。
お客様からも道路状況を心配する問い合わせをいただくようになりました。
昨シーズンは1月まで雪が無かったのですが、今年はどうでしょう。

八ヶ岳の見える場所 ②

蓼科では最低気温が-10℃を下回るようになり、ようやく本来の冬の装いとなってきました。

八ヶ岳の見える場所、第2弾は「冬の蓼科湖」をご紹介いたします。

今更説明不要ですが、蓼科湖は蓼科がリゾート地として発展する過程では欠くことのできない場所です。

昭和30年代頃までは最高級の天然スケートリンクとして大勢の人々が訪れ、スケートのメッカとなっていたこともありました。

現在でも周辺には宿泊施設・温泉施設が多くあり、束の間の休息にはもってこいの場所です。

 

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2016.01.22(1)

寒空の下カモが泳いでいました。

 

2016.01.22(2)

淵が凍っているだけで、湖面は結氷しておりません。

 

2016.01.22(3)

4月下旬に水芭蕉が群生するスポットです。すっかり雪に覆われています。

 

2016.01.22(4)

この日はとても穏やかで、湖面がまるで鏡のようでした。

 

2016.01.22(5)

蓼科山と北横岳。

 

2016.01.22(6)

最後になりましたが、八ヶ岳です。少し雲がかかっておりますが、ここまでくっきりと見えるのは冬ならではです。

とても冷え込んでおりましたが、のんびり散歩をした後、温泉に入れば英気を養えそうです。

諏訪地域は精密工業の発展で「東洋のスイス」と称されますが、この景色もそうした表現に一役買ったのではないでしょうか。

 

 

【アクセス方法】

茅野駅から県道192号(ビーナスライン)を30分ほど上ると到着します。
ビレッジ管理事務所からも車で10分ほどの距離にあります。

八ヶ岳の見える場所 ①

八ヶ岳山麓に広がる蓼科ビレッジからは、北アルプス・中央アルプス・南アルプスを望むことができますが、その反面、八ヶ岳自体を望む場所がなかなかありありません。

そこで、「八ヶ岳の見える場所」と題して、蓼科ビレッジの敷地外から八ヶ岳を望める場所を探してみることにしました。

第1弾として今回は「杖突峠」をご紹介致します。

杖突峠は茅野市と伊那市高遠町を結ぶ国道152号の境界にあります。

蓼科ビレッジからはメルヘン街道(国道299号)をしばらく下り、諏訪大社上社前宮へと向かいます。その後「安国時西」の交差点から峠道を上ると到着します。(所要時間は40分ほど。下に地図を貼り付けてありますのでご参照ください。)

急勾配のワインディングロードの先には180度の大パノラマが広がっておりました。

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2016.01.15(2)

無料展望台入口。

2016.01.15(3)

八ヶ岳連峰全景。

2016.01.15(4)

この日蓼科山だけ雲がしばらくかかっていました。

2016.01.15(5)

蓼科ビレッジはこの辺りでしょうか。蓼科パークホテル様やエクセレントライフ様が見えます。

2016.01.15(6)

車山方面。諏訪盆地の地形が一望できます。

2016.01.15(7)

諏訪湖方面。雲一つない日には北アルプスまで望むことができます。

 

杖突峠は、塩尻峠・姨捨山と並んで信州三景に選ばれているそうです。

標高1,247mということなので、管理事務所(標高約1,300m)より標高が低い割には、かなり高いところまで上ってきた印象がありました。
観光客も少なく、のんびり景色を眺められるのでおすすめです。
 

 

アルプスと雲海

雲海に浮かぶアルプスを撮ることができました。

全国的には、雲海を望むカフェや旅館が人気だそうです。

山荘にいながら、アルプスを背景に雲海を望めるのは蓼科の特権です。

 

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2015.12.24(1)

メルヘン街道4号カーブより 中央アルプス方面。

伊那谷が雲に覆われている様子もかすかにうかがえます。

2015.12.24(2)

同上。御嶽山方面。

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同上。北アルプス方面。

2015.12.24(4)

同上。

2015.12.24(5)

旧諏訪鉄山跡地より。

2015.12.24(6)

同上。

2015.12.24(7)

同上。