紅葉も少しずつ降りてきたようなので、今回は秋の果実を探してみました。
先ずはヤマブドウ(山葡萄)を探してビレッジ敷地内を散策です。
標高1600mあたりでヤマブドウ林を発見。
山ぶどうはミネラル、特に鉄分を豊富に含む自然からの貴重な贈りものです。
地元では果実を収穫してワイン造りを楽しみます。
2番目は栗です。今年は天候不順の影響か収穫量が少なく、
割れ栗やサイズの小さな栗が多かったようです。
3番目は管理事務所の敷地内で撮影した地梨です。
地梨はバラ科のボケ属で正式には「草木瓜」、クサボケと言います。
実ができると、実の重みで地表近くにナシのような果実をつけます。
果実は柑橘系の匂いが漂い果実酒にして楽しむことが出来ます。
4番目は紅葉より一足先に山に彩りを添えてくれる「ナナカマド」です。
こちらは食用ではありませんが、真紅の実がとても印象的だったので撮影しました。
ナナカマドという和名は、”大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない”ということから付けられたという説があります。
最後は八ヶ岳名物のコケモモ。(麦草峠)
コケモモはツツジ科の常緑小低木で高山帯に自生するとても貴重な植物です。
ピラタスロープーウェイの山頂売店ではコケモモを使った「コケモモ大福」が有名です。
麦草峠から「コケモモの庭」までは歩いて5分くらいです。
麦草峠の紅葉写真です。(10月11日撮影)
これから本格的に紅葉が降りてきそうです。