諏訪湖に流れ込む「上川」にシベリアから白鳥(コハクチョウ)が飛来する
観察スポットがあります。
場所は諏訪インタ-の近く、通称上川通勤バイパス沿いの河川敷です。
白鳥が初めて上川に飛来したのは今から16年前です。
今冬は数が少ないようですが、過去には最高で600羽の白鳥が飛来
したとのことです。
観察スポットは整備され、管理小屋では焼き芋なども販売しており多数の
車が駐車できるようになっています。
「上川白鳥の会」の方々が管理される小屋から餌の食パンを買って川に
投げると白鳥と鴨がすごい勢いでパンに集まり争奪戦が始まります。
6年前から白鳥を見守り続けている「上川白鳥の会」会長の塩澤さんです。
保護活動は全てボランティアで運営されています。
昨年11月に飛来した白鳥もそろそろ北へ帰る準備を始めています。
昨冬は比較的暖かかったので2月26日に飛び立ってしまいましたが
今冬は寒さが厳しいのでもうしばらく上川にいるかもしれません。
白鳥の北帰行のコースはここ上川から松本の犀川⇒新潟⇒青森⇒
北海道⇒シベリアのルートです。
不思議なことに白鳥が北帰行する時には必ず上空を3回旋空するとのことです。
今年の北帰行前に一度見学に行かれてみてはいかがでしょうか?