毎年恒例の夏祭りバスハイクで世界遺産・富岡製糸場へ行ってきました。
今年も柿木観光バス様の運行です。
朝8時頃に管理事務所を出発。佐久平パーキングエリアで休憩をはさみ、10時半には富岡製糸場に到着しました。
この日、群馬県の最高気温は37℃に達し、蓼科では考えられない暑さの中での見学でした。
世界遺産に登録された時、テレビで頻繁に放映されていたのが、国宝にも指定された「東繭倉庫」(ひがしまゆそうこ)です。建築から140年以上経った今でも狂いがなく、とても美しい姿を残しています。
富岡製糸場はフランスの技術を導入して設立された経緯があり、フランス人技師が多く在籍しておりました。建築物もフランス様式のものが多く、当時としては非常に目を惹いたと想像できます。
こちらも国宝に指定された「繰糸所」(そうしじょ)です。初期にはフランス式繰糸器が導入されていましたが、後には現在の日産自動車製の繰糸器も導入されるようになりました。(写真は日産自動車製のもの。)
診療所も完備されており、親元を遠く離れた女工も安心して働ける環境だったそうです。
敷地内にはコロニアル様式の建物が立ち並んでおり、異国情緒溢れていました。
富岡製糸場を出た後は、こんにゃくパークへ向かいました。
群馬県はこんにゃく芋の生産日本一で、その加工品も数多く出荷しています。
施設の中ではこんにゃくの製造工場を見学でき、こんにゃく料理のバイキングもありました。(入場料、バイキングは無料です!)
郊外では、長野県では見られないこんにゃく芋の畑が広がっていました。
こんにゃく芋の90%以上を群馬県が生産しているそうです。
その後は、舌切り雀伝説の発祥地、磯部温泉で昼食と温泉を楽しみました。
夕方6時頃蓼科へ戻ってくると、心地よい風が吹いており、やはり蓼科の気候は良いものだと改めて感じました。
今年は炎天下のバスハイクとなりましたが、体調を崩される方もおらず、無事に終えることができました。
また、30名近くのオーナーの皆様にご参加いただき、大変有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。
蓼科の夏は短いですが、まだまだイベントが盛りだくさんです。
社員一同、皆様のご来荘お待ちしております。