今日の蓼科は夏らしく快晴です。
数日前から、本当に夏らしくなりました。
さて、今回は「蜂の巣駆除にでかけるぞ!」と蓼科ビレッジの蜂駆除名人、湯田坂さん、上原さんから声がかかり、早速現場に同行しました。
山荘で蜂の巣が作られるのは主に戸袋、軒天、キツツキの空けた穴など様々です。
今年の蜂情報ですが、一昨年の大量発生に比べ、どうやら全体的に少ないとのことです。
一番目は、くまのプーさんも大好物、「ミツバチ」の駆除です。
現場へ到着すると、戸袋の隙間から無数の日本ミツバチが音を立てて活動していました。
掃除機で吸い込みながら、慎重に戸袋を開放し巣の撤去に入ります。
戸袋を空けると物凄い数の日本ミツバチが集合していました。
(凄まじいミツバチの威嚇音、 写真を撮りながら慌てふためく私・・・・・(@_@) )
さすがに名人達は落着いて黙々と作業を進めていきます。
後処理を含め、特にミツバチの駆除は時間がかかり、作業は一日仕事です。
時間をかけて全ての巣を撤去しました。
ご覧のように巣からは濃厚な蜂蜜が溢れ出しています。
( 採りたての蜂蜜は感動の美味しさでした。(T_T) )
2番目は「アシナガバチ」の駆除です。
おわんをふせたような半球状で、下から六角形のさなぎの部屋が多数見えます。
ベランダと窓の間に巣を作っていたので、出入りする時に危険です。
殺虫剤で処理し、再び巣が作られないように処置します。
3番目は「キイロスズメバチ」です。
危険な蜂なので特に慎重に作業を進めます。
今回は発見が早く、巣はまだ小型の物でした。
無事に駆除成功です。
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オーナーの皆様が山荘を使用の際、戸袋で蜂に刺されるケースが一番
多いとのことで、ベテランの湯田坂さんに対処方法を聞いて見ました。
◆◇戸袋の蜂の巣発見方法◆◇
山荘に到着の際、戸袋に蜂の巣があるかどうかのチェックは写真のように戸袋を長い棒で叩いてみる。
その際、巣は大抵上部に作られていることが多く、振動を与えると戸袋から出てくるので、巣があるかどうか分かります。
(※注意 : 距離を取って穴の正面に立たないこと。蜂が確認できたら速やかに移動してください。)
蜂の巣が発見されたら速やかに管理事務所にご連絡下さい。
◆◇戸袋の蜂の巣予防方法◆◇
薬局で販売されているスミチオン粉剤という防虫剤を購入します。
スミチオン粉剤を戸袋の中に振り掛けておきます。全ての戸袋に撒きましょう。
その年は蜂が巣を作ることができません。山荘に到着したら処置しておくと予防になります。
( by アトム )