蓼科では最低気温が-10℃を下回るようになり、ようやく本来の冬の装いとなってきました。
八ヶ岳の見える場所、第2弾は「冬の蓼科湖」をご紹介いたします。
今更説明不要ですが、蓼科湖は蓼科がリゾート地として発展する過程では欠くことのできない場所です。
昭和30年代頃までは最高級の天然スケートリンクとして大勢の人々が訪れ、スケートのメッカとなっていたこともありました。
現在でも周辺には宿泊施設・温泉施設が多くあり、束の間の休息にはもってこいの場所です。
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寒空の下カモが泳いでいました。
淵が凍っているだけで、湖面は結氷しておりません。
4月下旬に水芭蕉が群生するスポットです。すっかり雪に覆われています。
この日はとても穏やかで、湖面がまるで鏡のようでした。
蓼科山と北横岳。
最後になりましたが、八ヶ岳です。少し雲がかかっておりますが、ここまでくっきりと見えるのは冬ならではです。
とても冷え込んでおりましたが、のんびり散歩をした後、温泉に入れば英気を養えそうです。
諏訪地域は精密工業の発展で「東洋のスイス」と称されますが、この景色もそうした表現に一役買ったのではないでしょうか。
【アクセス方法】
茅野駅から県道192号(ビーナスライン)を30分ほど上ると到着します。
ビレッジ管理事務所からも車で10分ほどの距離にあります。