コロナ禍になる前は、健康改善を目的として、諏訪湖を一周していた時期もありましたが、この1年間は全くトライすることなく経過してしまいました。今回、約1年ぶりに諏訪湖を一周してみて、変わったこと、気になった点をご紹介します。
天気、気温ともに良好。少し強めの風だが気持ちが良い。
今年4月に上諏訪駅西口から諏訪湖畔までの市道が開通しました。これまで、駅から諏訪湖畔へのアクセスは、少し迂回してのアプローチでしたが、このたび一本の道路でつながりました。諏訪湖祭湖上花火大会などのイベント時の混雑解消が期待できます。なお、今年8月15日の花火大会は中止となりましたが、7月25日(日)~8月29日(日)の毎日20時30分から10分間、花火が打ち上げられる予定です。
諏訪湖1周は16㎞。石彫(せきちょう)公園からスタート。
スタートから約5㎞、下諏訪町湖畔には漕艇場(ボート競技場)があります。2020年4月にボートの新しい艇庫「AQUA未来(アクアミライ)」が完成しました。諏訪湖周辺の複数の高校にはボート部があり、選手は全国大会などで活躍し、これまでにオリンピック選手を輩出するほど活動が盛んです。最近の報道では、東京オリンピックに向けた事前合宿を目的として、下諏訪町はアルゼンチンのボートとカヌー競技、イタリアのボート競技の選手、スタッフの受けいれを決定したとの発表がありました。
スタートから約6㎞、下諏訪町の赤砂崎公園。2017年に多目的グランドなどが完成し、2020年4月に遊具や展望の丘が完成したことで、2011年に着手したすべての整備が完了しました。下諏訪町への事前予約と利用料の支払いが必要になりますが、駐車場の一部に車中泊ができるスペース(RVパーク)があります。
スタートから約12㎞、岡谷市と諏訪市の堺付近。長野県と諏訪湖周辺の自治体が令和5年度完了予定の『諏訪湖周サイクリングロード』の整備に取り組んでいます。過去にはジョギングロードの整備が完了しており、サイクリングロードが完成することで、個々の目的に応じて、快適に利用できる環境が整います。
こちらもスタートから約12㎞、今年3月の報道にありましたが、5月から岡谷市と諏訪市にまたがる中央道諏訪湖サービスエリアへの諏訪湖スマートインターチェンジ設置のための道路工事が進んでいます。スマートインターチェンジは2023年度末の完成を目指しています。諏訪ICと岡谷ICの中間点となるので、利用が開始されれば、観光などのアクセス向上につながりそうです。
近くで生活していても、普段立ち寄らない場所は、久しぶりに行くと大きく変化していることがあります。たまには通勤道路やいつも立ち寄るお店を変えてみるのも新たな発見につながると思いました。
以上、久しぶりに『くるま』で諏訪湖を一周してみました。
次はランニングで・・・